今回は英語の学習者の挫折ポイントとして有名?な関係代名詞について基本的考えを説明いたします。
漢字からは「何かに関係する」「代名詞」なんだろうなと想像できますね。
その正体は意外と簡単で「形容詞」です。関係代名詞は形容詞と同じ働きをします。
関係代名詞は名詞を修飾するために使われるので、同じく名詞を修飾する形容詞と同じと捉えましょう。
普通の形容詞との違いは文で名詞を修飾するので繋ぎ役となる関係代名詞が必要となるところです。
2つの文を繋げることが一般的な関係代名詞の説明
一般的に教科書や参考書では以下のように2つの文を繋げて1つの文を作り、その接着剤の役目をするのが関係代名詞だと説明がなされています。
- 昨日お母さんがリンゴを買った。
- そのリンゴは美味しかった。
この2つの文を繋げると、
- 昨日お母さんが買ったリンゴは美味しかった。
となります。
この説明は間違いなく正しいのですが、実際に使う時にはそんなに複雑に考えることはありません。
名詞を文で説明したくなったら関係代名詞の出番
では、実際にどのように使うのでしょうか。
- リンゴは美味しかった。
ここで主語である名詞のリンゴを説明したいのでリンゴの後に関係代名詞を用いて形容詞の働きを持たせます。
- リンゴ(それは昨日お母さんが買ったやつ)は美味しかった。
この形こそが本来の関係代名詞の使い方であり英語での文の作り方の基本です。
「形容詞」の項目で詳しく紹介しています。
まとめ
関係代名詞は形容詞の働きをするので、形容詞と同じく名詞を説明したい時に使います。
ただし形容詞と違い文を使って名詞を説明するので、その繋ぎ役として関係代名詞が必要となります。
英作文の際には名詞の後ろに関係代名詞で文を繋いで名詞を説明します。
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